展覧会のお知らせ

<展覧会のお知らせ>

Galerrie SATELLITE
2019年1月15日-28日

2011年11月28日月曜日

中国寧波




先日お知らせした現代日本画家作家展のクロージングセレモニーと、搬出のため、中国の寧波に行ってきます。
上海から高速バスで3時間ほどのところにあり、古くから貿易の盛んな港町で、中国最古のカトリック教会があったりするそうです。
それは、とても楽しみなのですが・・。

私、飛行機も苦手なのですが、「橋もの」もかなり苦手で、歩道橋とかもできれば渡りたくない。

地図の「ここ」のところなのですが、全長35.6キロの「杭州湾海上大橋」。
この橋、海上橋としては、世界第2位で、上海・寧波間のバスでの移動時間が3時間ほど短縮されたという、とてもすばらしい橋なのですが・・。
たまたまかもしれませんが、写真とか見るとすごい濁流が走行面すれすれを流れていたりして・・。
全くなんてものを・・。

でも、それ以外はどんなものと出会えるかとても楽しみにしています。
戻ってきましたら、こちらでご報告させていただきますね。

2011年11月26日土曜日

1999年 ペン画

1999年のペン画をご紹介します。
Yasukuni Mai   PointLine 1999 紙・インク


2011年11月25日金曜日

市ヶ谷駐屯地跡


1125日、関東地方は本当に晴れの特異日ですねえ。

防衛省市ヶ谷地区見学ツアーというのがありまして、以前行ってまいりました。
こんなマニアなツアーに参加する人はいないのだろうと思ってましたら、そんな事はなく、茨城県の私の住んでますつくば市のとなり下妻市からは、観光バスが来ておりました。
皆さん陸軍大将の制服や、千人針に手を合わせたりしていらっしゃいました。

私は、ただ三島由紀夫の自決の場所をみたかっただけなのですが。

市ヶ谷記念館

当時、市ヶ谷駐屯地だった建物が、現在敷地内の別の場所に移転されて記念館になっています。
1階の講堂は東京裁判の行われたところでもあります。
当時はこの両側に長く建物が続いていたのですが、現在は講堂部分のみとなっていますので、まさに両翼をもがれた鳥のようで、痛々しい感じです。

2階の総監室には、三島が切りつけたとされる刀傷の跡などもあり、人混みをかき分け、何だ何だと見るわけですが、なぜか、とても空疎な気持ちになります。
この総監室跡には部屋一杯に当時の建物の模型が置かれており、人が動けるスペースがほとんどありません。

陸上自衛隊東部方面総監室跡

ぎゅうぎゅうと押されながら部屋を出る時に見た、総監室跡からベランダを望むこの窓には、何か一つの実感がありました。
三島がまさに演説のために、バルコニーに向かう視線を追体験できたように思いました。
この日は雨だったのですが、なぜか、この窓の向こうは1125日の晴天が広がっているように感じたのです。


三島由紀夫は本人も言うとおり、一度も政治を語った事など無いと思っています。




2011年11月24日木曜日

iPad _ iPod


スティーブ・ジョブスの訃報に後押しされ、念願だったiPad を手に入れました。

もう側にあるだけで嬉しくて、楽しくて仕方ありません。
ちょっと自慢なのが、このお風呂のふた式カバー。
apple store 限定色で、しかも革製なんですね。どうしてもこの赤いのが欲しくて。




それで、これがiPod shuffle


 こちらは、マイケル・ジャクソン逝去の際に購入しました。


マイケル曲限定です。

2011年11月23日水曜日

Michael Jackson

2010年1月27日 朝日新聞広告


「マイケル・ジャクソンを好き!」と言うと、「えっ!」とか、時には「恥ずかしくない?」
とか言われたりするのですが、そんな事は全くありません。

でも、そう言われてしまうのも解らなくはないんです。
私自身もマイケル・ジャクソンがBad Tourで来日して盛り上がっていた頃、それなりに大人なつもりで、マイケル・ジャクソンなんて、アメリカ浮薄文化の代表のように受け止めていたんですねえ。
でも今から思うと、そういう風にしか見られなかった自分が、いかに浅薄で、子供だったかという事です。

マイケル・ジャクソンについては、たくさんの素敵なブログもあって、そのすごさをここで数え上げる事はしませんけれど、本人が自身を「tube」「tunnel」という言葉で表現するように、完全メディウムを自認している事、
「良いものは多くの人に愛されるし、多くの人に愛されるものは良い」という、当たり前に思われる事を、体現したという事は、芸術家としてこの上なく敬意をはらわれるべき姿だと思っております。

「僕のファンはすばらしい」という言葉を絶やさなかったというのは、とても意味深い事です。

美術の分野などでは、よく作品に対して「わかる」「わからない」という表現がされますが、
見ている人に何も感じてもらえないのは、何のせいでもなく、作り手の責任だと思うのです。


FLYING POSTMAN PRESS Nov.2009


こちらのブログで、時代や社会におけるマイケル・ジャクソンのあり方や関わりを、実に丹念に検証されています。(しかもおもしろい・・。)

こちらのブログには、マイケル・ジャクソンの本当の言葉がたくさん紹介されています。
写真も翻訳も美しいです。

マイケル・ジャクソンの情報はあまりにも雑多ですが、こういう事が伝わってゆくと良いですね。
どちらも大好きなブログです。

2011年11月22日火曜日

2007年 ペン画

2007年のペン画をご紹介します。


Yasukuni Mai   PointLine 2007 紙・インク

2011年11月21日月曜日

BEAUJOLAIS NOUVEAU!


1年またおいしいワインが飲めますようにと願いを込めて、ボ-ジョレヌーボーをいただきます。

今年は、こんなBoxもお手頃価格で買うことができました。
Party Boxといっても、我が家は2人パーティーですが・・。
Boxワインは箱を開けて、最後のひとしずくまでいただくので、翌朝はこんな事になっています。

ボージョレヌーボーのラベルはいつも楽しく、このBoxもなかなかかわいいですね。
毎年当たり年のように言われておりますが、今年は、本当に結構おいしかったように思います。

これからもおいしいお酒をよろしくお願いします。


2011 BEAUJOLAIS NOUVEAU Party Box 


2011年11月19日土曜日

浜のミサンガ環


「浜のミサンガ環」は、三陸町の女性の方々が漁の網を使って作ったものです。
変な手も写ってしまっていて、すみません。
外したくなかったもので・・。
新聞で紹介されていて、すぐに注文しました。




きれいな写真と詳細はこちらをご覧下さい。
このミサンガ、とても体温を感じるもので、はめてみると、何か寄り添うような気持ちになります。

2011年11月18日金曜日

2000年 ペン画

2000年のゆう画廊の個展のはがきです。




この頃のペン画をご紹介します。

Yasukuni Mai   PointLine 2000 紙・インク


Yasukuni Mai   PointLine 2000 紙・インク


Yasukuni Mai   PointLine 2000 紙・インク

2011年11月17日木曜日

現代日本画家作家展


中国の寧波にある寧波美術館に作品を出しております。

寧波美術館

20111117日-121


Yasukuni Mai   PointLine 2011 (部分)



2011年11月16日水曜日

ヴァン・ゴッホ事故死説


「なになに論」というのは、あまり好きではないのですが、この本はすばらしいと思っています。
でも、やっぱり「ゴッホ論」ではないのかなあ。
こちらの本や、アントナン・アルトーの事は後述という事で・・。

「ヴァン・ゴッホ」アントナン・アルト- 筑摩叢書 
その後 ちくま学芸文庫になってます amazon で古書なら手に入るかも


自殺が定説となっているゴッホですが、最近、事故死説が報道されていました。
緻密な取材で知られる研究者によって著された、ゴッホの伝記にその記述があるそうです。
こちらの本は読んでいませんし、今となっては真実を知る術もないのかもしれませんが、私はこのニュースを聞いた時、すんなり、そうなんじゃないかなと思ってしまいました。

ゴッホは、狂気の部分が多く語られますが、実はものすごく丹念に画材を研究する人で、特に、油絵具の配合については、随分研究していたそうです。
そして、その成果は現在の作品をみれば、一目瞭然です。
時間の経った油絵をみると、どんな名画でも褐変した油の膜に覆われて見えるものが多いですが、ゴッホの作品は全く違います。
初めて、実物のゴッホ作品を見た時、油絵具ってこんなに輝くものか、と驚きました。

ですので、とても単純な話なのですが、ゴッホ自身も、自分の作品が時間を経てどうなるか見届けたかったのではないかなと思うのです。

2011年11月15日火曜日

Affiche



このブログにはAffiche とタイトルを付けさせていただきました。フランス語でポスターの事です。
以前に私の友人が  Affichtte というブログを書いていて、良いなあと思っておりました。
Affichtteは小さなポスターの意味です。
それをいただきたかったのですが、少し大きく出て、Afficheにしました。
全くつたないブログですが、その向こうに広がるすばらしい世界の窓口となれればと思っています。

その友人、デザイナーとして活躍していて、現在は神戸在住です。
年賀状ですが、作品を紹介します。



yacco postcard 2007

yacco postcard 2008

yacco postcard 2009


yacco postcard 2011

2011年11月14日月曜日

粘土


サムネイルの写真になっているのが、こちらです。
私の制作材料の一つで、陶芸用とか、工作用の粘土を裁断して、乾燥させたものです。
これを粉末にして、白色セメントの上に定着させています。



彩色のための素材ではないので、定着の具合や、乾燥の仕方で見え方が変わってきます。
こんな風に試して、確認します。





少し前の作品です。

Yasukuni Mai   PointLine 2003 (部分)


Yasukuni Mai   PointLine 2003 (部分)


これも少し前に書いたものですが、よろしければご一読下さい。




2011年11月12日土曜日

高橋アキ 紫綬褒章

高橋アキさん 紫綬褒章おめでとうございます。


高橋アキさんは大好きなピアニスト、取りあえず、ずーっと聴いていたい。


今では、すっかりお馴染みのエリック・サティも、25年以上前、高橋アキさんの演奏会に行き、初めて知りました。
その後、サティの音の源泉が知りたくて、オンフルールまで行ったりするのですが・・。(そのお話はまたいつか・・・)



高橋アキ「Aki TAKAHASHI play TAKEMITSU」 Amazonで買えます

2011年11月11日金曜日

SEED OF PEACE


ここから、自慢も本格的になります。

それで、これがいただいたSEED OF PEACE



オカリナになっていて、きれいな音がでます。

本多正直 SEED OF PEACE 2011


本多さんは上野公園の「時忘れじの塔」の作者でもあります。


第65回二紀展



私には好きで好きでたまらない、人や、ものがたくさんあって、自慢したくてしょうがありません。
そのために、ブログを始めたとも思えますので、このブログがご自慢ブログになる事は必至です。
どうか、あらかじめご容赦下さい。

という事で先日、そんな大好きな彫刻家、本多正直さん出品の二紀展に行ってまいりました。

本多さん、今回は65回記念賞を受賞です。

ちょうど日が落ちてきて、


本多さんの作品は人型ですが、モデルはなく天上の香りがして本当に崇高です。



タイトルは「SEED OF PEACE



彼女が携えているのが、SEED OF PEACE です。


「SEED OF PEACE」に続く)



2011年11月10日木曜日

ゆう画廊


10年以上、銀座「ゆう画廊」でほぼ毎年、個展をさせていただいています。
今年は、828日から93日まで開催いたしました。


今年の案内はがきです。




いつもこんな作品写真なのですが、(去年のはがきです。)


なかなか細部が捉えられないので、今年の案内はがきは、ペン画を直接取り込んだものにしてみました。

案内板をみて、書道のご専門の方が来て下ったりして、楽しかったですよ

2011年11月9日水曜日

ブログを始めました

ブログを始めました。
展覧会や作品のご紹介をしていければ、と思っています。


知人の作品や、観たり聴いたりした事もご紹介していきたいと思っておりますが、やはり最初は、潔く自分の作品からご紹介します。

2011年ゆう画廊(銀座)での個展の出品作品です。
素材は、白色セメントと粘土の粉末などです。
写真は部分ですが、下記サイトではパノラマ動画でご覧いただけます。

http://www.jpartmuseum.com/jam_live/yw08/



Yasukuni Mai   Point⇔Line 2011 (部分)